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松本敦です。いちおう最高位戦で麻雀してます。ブログは頑張って続ける。内容はテキトー

中島みゆきを知ったきっかけ

好きな歌手をひとり挙げろと言われたら中島みゆきなんですが、まあ推定500万人くらいいますね。ごきげんよう、1/5,000,000です。

きっかけはこの曲なんですね。


僕は基本的に、特にコンテンツに関してはあんまり新しいものを欲しがらないというか、着手するハードルが高い。漫画も買ってるやつしか手に入れないし、(そういえば漫画ゴラクをかれこれ15,6年は買い続けている)昔よくレンタルビデオ店に行ってた時も、同じもんばっかりローテで借りてた。買えよ。

じゃあどうやって新しいものを知るかというと、まあ楽曲の場合はBGMとかで強制注入されるパターンに限定される。僕が古い曲ばかり好きなのは、単純にそれらの曲がある空間にいたってだけで、とにかく勉強不足です。高校の音楽祭かなんかで歌ったか聞いたかするまで、ミスチル知らなかったし。(Tomorrow never knowsだったはず)

で、冒頭の曲との出会いなんですが、中学生になって、一人で電車通学するようになり、そうするといろいろ探検したくなりますよね。学校に近い繁華街といえば渋谷でした。(そう言えば、井の頭線の改札ってずいぶん後期まで自動化してなかった)お金もなくて、行けるところが限られている中で、それでも友達とゲーセン巡りとか普通のことをやり、一人では一人で、喫茶店巡りをしていた。で、ある日に入った喫茶店で(記憶に間違いがなければ、もうないお店)本を読んでいたら急に流れてきたのがパラダイス・カフェだった。

まあびっくりする。聞いたことがある人はわかると思うんですが、曲名以外、全く喫茶店感ない楽曲です。ただその分、強烈に印象に残っていて、そこから誰の楽曲なのかを知るのにかなり手こずり、そして初めて「特定の歌手の作品を揃えようとする」という体験をしたんですね。

今はポチればすぐに手に入るし、レコメンドも豊富ですが、当時は、音楽ってこういう世界なんだ、みたいなことを知る原始体験が(恐らく誰にとっても)すごく新鮮だったと思っていて、僕にとっては、その扉を開けてくれたのがパラダイス・カフェだった。

その後、大人になり、夜会に行ったり。あとは新宿二丁目中島みゆきバー(その名も、「世情」)に
行ったときにも、この曲をリクエストしたり。

で、iTunesのレーティングみたら、他に比べて全然人気ないんですねこの曲。タイトルトラックでもあり、アルバムには有名な錚々たる楽曲が収録されているんだけどなんでだろう。