blog1138

松本敦です。いちおう最高位戦で麻雀してます。ブログは頑張って続ける。内容はテキトー

ケーナがちょっとだけ上達した話

Twitterで、@mayano2010とか、千春とかが毎回RTしてくれるのが良いプレッシャーですありがとう。励んでいます。


しんざきさん、という大変著名なブロガーの方がいて、おそらく10年以上続けられている。
mubou.seesaa.net

前職で仕事をサボって読んでいる頃からのファンなんですが、僕もちょっとなにか書こうかなと思うと、しんざきさんは大変文才があるので、何か申し訳ないというか、文章で影響されている部分もあるので、単なる下位互換になりそうなものを垂れ流してよいのかと思うんですが、まあ、あまり気にされる方でもないと勝手に思っていますし、僕も一応ながらメディアの編集長をやらせてもらっている以上は立ち向かって行かないといけないのかなと。はいどうも、インターネットの藻屑です。

しんざきさんがケーナを演奏されているというのも知っていて、まあでも音楽というのは僕には縁がない世界です。



で、3年くらい前に、当時は奥さんだった人とお茶の水を歩いていたら、アンデス系の民芸品的なものを扱っている店があったんですね。当時は確か、安いペルシャ絨毯とちょっと良いシーシャを探していて、いろいろ民芸品的なお店を見かけようとしていた。

で、ふらっと入ってみたら、奥から何か吹奏楽器の音が聞こえて、「あれ、これがひょっとしてケーナというやつの音色なのでは?」と思って奥に入ったんですね。で、やっぱり演奏していて、興味本位で商品の一つを吹かせてもらった。基本的に素人には音の出ない楽器だと思ってたんですが、何回かやってみたらまあ一応ドレミくらいは出たんですね。で、(当然ながら)お店の人はあらできそうじゃないですか、とか言うのでまあホイホイご購入です。

よく覚えているのは、その後喫茶店のテラス席かなんかでピーヒョロやってて、奥さんとあーだこーだしながら練習したんですね。あまりそういう時に人目を気にして文句を言う人ではなかった。海外暮らしが長い人だったからかもしれないが。

閑話休題、その後よくありそうなテクストをネットで買って、練習するわけだけれどもまあ上達しない。そのうち興味が薄れてしまい。引き出しの中でプレステのゲームと3DSのゲームを分ける仕切りになっていたんですが、最近は時間が少しあるので、ちょっとまた練習してたんですよね。

先日、いつもどおりベタな"el condor pasa"を練習してたんだけど、まあできない。そろそろ寝ようかな、と思った時にふと、昔にアルトリコーダーかなんかで(与えられた課題ではなく、僕が好きだという理由で)吹いていた"展覧会の絵"を吹こうとしてみたら、できるじゃないですか。僕の持っているものから音色と呼べるものが出てくるなんて小学生ぶりだよ。震えたわ。

で、そっか僕は音痴だし不器用なんだから、よく考えたらこのプロセスは当然必要だよなと、すごく納得した。楽譜見ても勝手に手が動いたりしないので、音を出すことすら未だに安定していないのであれば、こういうアプローチもあるんだと、初心者は二段階右折でした。そして、一段階目に必要なのは、興味がドライバーになって、ゆるくでも形にすることなんだなと。

中途半端にやるくらいならやるな。みたいな価値観にどうしても押し込まれ気味なんですが、ふわっと目的に近づくのもいいもんですよね。(もちろん責任が伴うときは別ですが)そしてまあ、多分すごく難しいですが、人が何かに詰まっている時にちょっとした回り道を教えてあげられたらいいですよね。

今日書きたいことはそれくらいです。(パクリです)