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松本敦です。いちおう最高位戦で麻雀してます。ブログは頑張って続ける。内容はテキトー

石の山

ネットでワインを探していて、だいたいレコメンド出てますよね

 

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これが出てきて、なんか見覚えのある綴りだなーと思ったら、シュタインベルガーじゃないですか

 

つまり、カーライル・ベンディッツじゃないですか

 

エリア88の、恐らく最も印象に残ってるエピソードなんですが

 

数少ない、生きて契約を迎えたカーライルは、数年ぶりのフランスで友人を偲んで酒を飲む

 

友人というのは、鋼鉄の撃墜王と言われたフーバー・キッペンベルグなんだけど

 

その時にフーバーが愛したワインとして重要な役回りを演じるのがシュタインベルガーですね

 

カーライルは、勇敢に戦った戦友は死に、臆病な自分は生き残ってしまった、みたいなことを言うんだけど

 

そのシーンより何より、このエピソードの最期のくだりが残酷すぎて、当時すごいショックだったんですね

 

新谷かおるってオペラ的なストーリー展開や演出が好きなイメージあるんだけど、この辺は代表的ではないだろうか

 

んで、冒頭のレコメンドのシーンに戻ると、そこで気持ちになって何かエリハチの商品を探しても良かったんだけど、辞めた

 

なぜかと言うと、僕なりの、大事にしてる(まあ有名なシーンですが)文脈をAmazonにインプットしたくなかったんですね

 

次から僕にだけその文脈を適応してくれるならいいんだけど、そうならないアルゴリズムであることを知っているので、”なに見てんだよ”みたいな気持ちになってしまったという、そういう話です

 

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ちなみに、数巻後のこのくだりは、個人的には微妙に蛇足ですね