石野さんと話したときのこと
先日だけど、だーすーの誕生日があった
その時の写真さがしたけどなかったから、最近食べた伊勢丹のパフェの写真になります
で、石野さんに戻るんだけど、久しぶりにお会いしていろいろ話し、体験でした
もう10年近く前だったと思うんだけど、雀王戦のAリーグ最終節、石野さんと鍛冶田さんが残留争いをしてて、結果からいうと石野さんが降級した
最終戦、下家の崎見さんが鍛冶田さんをフォローしたんですね
それなりに話題になったので、覚えている人も結構いるだろう
当時の僕は、育ちのいい(これは笑うとこですが)競技選手だったので、目の前の光景と結果にすごくショックを受けたし、まあ正直判官贔屓もあって、鍛冶田さんってなんて酷い人なんだ!とか思っていた(終局直後に同卓してた五十嵐さんがサッとサイドテーブルに伏せてある牌譜を見に行ったのも印象的だった)
ところが、10年ぶりに石野さんから話を聞いてみると、当時はそんなの当たり前だし、なんなら鍛冶田さんと石野さんが仲がいいからそんなことになった、くらいの話なんですね
つまり、僕は対して怒ってない石野さんの代わりに10年近く憤慨してたわけだ。アホである
そもそも、石野さんはかなり飄々とした、というか、麻雀そのものが好きでそこまで結果に頓着しないというか
基成さんに競り負けた雀竜の決勝も、最後に基成さんにテンパイ宣言を促したときとか(あれだけの歴史的決勝で敗者の側にも関わらず)ちょっと笑ってたし、そんなとこに憧れてた時期もあったので、余計にそりゃあそうだよな〜とか、思わされました
別に、麻雀の業界がどうだとか、競技選手と麻雀プロの違いとか、そんなことは全く話したくなくて、単純に若い頃に憧れた人と話せてよかったなという感想になります
まあ、強いて加えると、あの年の石野さんの降級には影の役者がもうひとりいて、別卓の福井さんね
福井さんがオーラスにハネツモ条件満たしてトップとるんだけどドラが8p
こう言ってはなんですが、普通の人なら平和ドラ1高め一通(ワンズの3-6-9m)のリーチになって、安めの3mを一発ツモするんですよ
したらまあ倒すでしょ、はい残念降級です
福井さんはそこで一向聴なわけ。で、3mツモ切ると数巡後に9m引いて、完成一通のドラ8p単騎になる
そりゃあリーチしてラス8pツモ上がりしますね
いやぁ、あーいうのずるいよなぁ